自分の常識を他人に押しつけることはやめよう

テレビから流れるパワハラやモラハラのニュースを見る度に、私は昔に出会った人の事を思い出します。

数年前、私はアルバイト先にいた先輩からモラハラを受けたことがありました。忙しさのピークが過ぎると、自然と私も先輩と話す事が増えていきましたが、この時間が私にとってすごく苦痛でした。なぜなら、先輩は私に対し「お前は非常識だ」というレッテルを貼っては馬鹿にしてきたからです。

話の流れで、私の勉強不足や知らなかった事を、わざわざピックアップして「なんでこんな事もわからないの?こんなの常識だよ」と、知識をひけらかしながら言います。まるで、「恥を知れ」と言わんばかりに、こちらを見下す物言いをしてきます。当時私は、色々指摘されて内心チクチクはしていたものの、実際勉強不足だった自分が悪いと思っていました。先輩に口答え出来ないし、この人はこういうコミュニケーションをとる人なんだと思ってやり過ごしていました。

最近ふり返って思うのは、何かわからない事があっても、馬鹿にせず見下さずに、ただ教えるだけでいいのではと私は考えます。「自分の常識は相手の非常識」である事も多々あるのだから、いちいち人を馬鹿にして一体何になるのでしょうか。あの時の先輩を反面教師として捉えると、人として大切な事を身を持って教えてくれたのだと今ではありがたく思っています。